医療DX推進体制整備加算/医療情報取得加算/一般名処方加算について

◆医療DX推進体制整備加算
当院は保険証を紐づけしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を用いて医療情報を取得できる体制
(オンライン資格確認システム)を整備しております。
マイナンバーカードを利用し医療 DX を推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
◉ オンライン請求を行っています。
◉ オンライン資格確認を行う体制を有しています。
◉ 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
◉ 電子処方箋を発行する体制を導入予定です。
◉ 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
◉ マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。
◉ 医療 DX 推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、それを活用して診療を行うことについて、院内及びウェブサイトに掲示しています。

マイナ保険証や問診表等を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証の利用にご協力をお願い致します 。上記の体制整備に伴い、 「医療 DX 推進体制整備加算」(8点、月に 1 回)を令和 6 年 6 月 1 日より算定しています。また、マイナ保険証利用の有無により、診察料に下記の加算が加わりますのでご了承ください。

◆医療情報取得加算
① 初診時(月に1回)
・加算1:3点(従来の保険証を利用の場合)
・加算2:1点(マイナ保険証を利用の場合、他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合)
② 再診時(3か月に1回)
・加算3:2点(従来の保険証を利用の場合)
・加算4:1点(マイナ保険証を利用の場合、他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合

◆一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
なお、一般名で処方した場合は、一般名処方加算が処方箋の交付1回につきそれぞれ算定されます。
一般名処方加算1   10点(後発医薬品が存在する全ての医薬品が一般処方されている場合)      
一般名処方加算2   8点 (後発医薬品が存在する先発品のうち1品目でも一般処方された場合)
※一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。

ご理解、協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。